◆子供と合気道◆ |
子供に接して感じることは、「純真」そのものということです。
さまざまなものに興味を示し、やってみようという素直さ。
それが成長の過程には、必要不可欠な要素だろうと考えます。
合気道の技は、優雅で美しさを持っています。
その技を見、みずから技を通して体験してみて、
心も体も躍動感を覚えるものです。
自然の流れを大切にした日常の稽古から、
知らず知らずのうちに合気道の良さが身についていきます。
◆素直になる
「体は心を表し、心の働きが体を形作る」と言われております。
合気道はこの稽古法を取り入れ、心または自然の厳しさの中に
品位ある素直さが備わってきます。
◆落ち着きを与える
何事にもよらず、自信ができてくると自己に対して一層の
信頼感が高まり、不思議と人間的な落ち着きがでてきます。
落ち着いた立ち居振る舞いが人間力を形成します。
◆礼儀を教える
古来、武術の修行には「礼」の尊重と実践がまず教えこまれます。
人間社会において必要不可欠な生き抜くための知恵とマナーを養います。
◆表現力を豊かにする
合気道の動作は、「気」を発することにより意思の作用を効率よく、
より明るい方向へ導き、持てる能力や表現力を次第に強固なものとしていきます。
◆たくましく育てる
最近の子供たちの過保護・運動不足による健康障害などの兆候に対し、
日々の合理的・自然な流れの中での稽古により、
たくましい左右均整の取れた身体を作っていきます。
◆協調性・創造力を育てる
合気道は相手の動きを敏感に読み取り、
相手の動きに合わせた無理のない動作から、
攻撃的ではない協調性のある気風を醸し出し、
性格も従順かつ円満な性格形成に寄与します。
◆女性と合気道◆ |
合気道の動きは、直線的なものではなく柔らかく丸い流れの技が多用され、
概して女性的なイメージとして捉えられることが多い。
一般的に女性は異性である男性をその柔軟な対処の仕方で誘導します。
合気道の稽古においても、一貫した相手と調和した和合の心の作用が
さらに女性らしさに磨きをかけ、本来の女性の落ち着きと品性を高揚させます。
◆動きの美しい合気道
◆容姿端麗な身体へ
◆護身術としての効用
◆精神修養としてのたしなみ