合気道を稽古して集中力が高まる

 

 

                  5  級  会員 A・O(小学6年)

 

 

 合気道を始めて二年が経ち、5級の審査に合格することができました。

合気道を習い始めて、以前よりも集中力が上がったと思います。合気道を習う前は、集中しても長続きしませんでした。しかし、稽古を続けるうちにだんだんと持続させることができ、自分では変わってきたと思うようになりました。

 また、基本練習の積み重ねで、体捌きもよくできるようになり、技にも少しずつ自信ができるようになりました。

 「千日の稽古を鍛となし、万日の稽古をもって錬となす」という言葉があるように、何事もあせらずに続けることが大切だなとわかりました。

 合気道は周りの人がライバルではなく、今までの自分がライバルだと思います。

 これからも稽古を続けて、自分のあこがれである「袴」を早くはけるように日々精進していきます。

 

 

 

 

 

合気道初段を迎えて

 

 

                        初  段   会員 N・Y(57歳)  

 

 

平成27年4月に都城合気道錬成会に入門し3年、この度、初段に昇段することが出来ました。合気道は一人では出来なく、指導される先生、相手の方がいてからこそ、ここまで進むことができました。これまで関わってくださった方々に感謝します。有り難うこざいました、

 私は若年の頃、強くなりたいという願いで空手道を習い、初段まで進みました。空手では、身体を鍛え、いじめて苦労しました。武道という観点では、礼に始まり礼に終わることや、体力や精神面の鍛錬ができたと思います。

 しかし、強い相手にはスピード・体力的にもかないません。突き、蹴りを受け何度も痛い思いをしました。一般の生活上では空手の技を持っていても、暴力となる。また、勝っても負けたことを考えると心が痛み、これが本当の強さかなと考えさせられます。

 そんななか、合気道という素晴らしい武道をネットで知り入門しました。最初はやらせではないか、型にはまって実用性がないと思っていましたが、合気道開祖の歴史および弟子の方々の引き継いでこられた技に感銘を受けました。

 それは合気道は決して力ではなく、相手の力を利用する。力は使わず、脱力し自然体で相手に接する。

争わない、ぶつからない、和合の精神で攻撃性を持たず、相手を制することが素晴らしいと感じた。

 そのため、試合がなく勝負もない。日々心の鍛錬において、人の行動心理も学ぶことができることに興味を持った。相手に接し、和合することが心の強さと感じた。

 人間は動物である。人は泣き、笑い、怒りのどの感情は人さまざまで、自分をコントロールできず極悪非道の人もいる。だが、そんな感情を決めるのは自分自身。周りの外乱に動揺せず、自分をコントロールすること。そして相手もコントロールすること。これが気の和合と思う。

 また、人間は煩悩の持ち主、自分がやはり可愛いし自分が主人公。そのために自分が気に食わない他人の悪口、いやみなど言い争いが絶えない。こんな世の中でこそ、和合の気を持って自分の気を強く持たなければならないと思う。この気の強さが本当の強さであり、決して武力ではない。

 合気道は愛、和を持って接することで、自分を強くできる人間形成の武道であると思う。

今回初段となったが、自分の演武をビデオを見て、上段者の演武と比べるとまだまだと感じている。力が入っていて、力で技を行っているようだ。もっと脱力し柔らかく、円のまるい動きを目指して鍛錬し、進めていきたい。相手の気を感じ相手と一体になり、しなやかな合気道も目指し、今後さらに研鑽努力し精進したいと思います。

 

 

 

 

 

                 合 気 道 と 私

 

                     

初 段     会員 H・A(47歳)

 

 合気道との出会いは、私が大学生の時でした。同じ学生寮に住む先輩から誘われたのがきっかけでした。

就職してからは長いこと合気道から離れていましたが、とあるボランティア活動に関わる中で、改めて合気道に出会い入門しました。

 大学生の時の合気道は、植芝盛平翁とは開祖を異にする流派でしたので、当然稽古法や技術体系は異なりましたが、自分の身体の感覚としては、目指すところは究極的に同じだろうと思い、稽古を始めました。

 流派が異なるとはいえ、基礎稽古における体捌きは酷似しており、すんなりと身体が受け入れることがで

きました。ただ、技術体系的には第一教から第五教といった抑え技は初めでしたので、真っ白な気持ちで合気道を学ぶという思いを強くしました。

 合気道を再び始めて6年の月日が流れ、途中、仕事上の環境の変化もあって、稽古への参加が少なくなってきましたが、稽古を重ねるたびに基礎鍛錬の大事さが身に染み入るようになってきました。

 そして、一緒に稽古ができる仲間がいることが嬉しくて、「今日は行ける」と思うと、稽古が楽しくなります。

 合気道に関する書籍も時々目を通しますが、「合気道は動く禅」という言葉に出会った時は、「ああ、なるほどなあ。でも、自分はそこまでの域に行けるのかな。」と自問しました。答えらしい答えは出てきませんが、稽古においての心の持ちように少なからず影響はあったように思います。

 日常生活や仕事においても、合気道の考え方や精神性はすごく役に立ったのではないかと思うことがあります。

稽古を通じていろんな気付きや発見ができるように精進していきたいなあと思います。

 

 

 

 

 

 

         合気道二段へ向かって

 

                    二  段 会員 N・Y(58歳)

 

 

今回、合気道弐段に向かっての思いを述べたい。

 

平成27年4月に、合気道の門をたたき5年、日々稽古を積み重ね、弐段に向かって鍛錬した。今、コロナ感染症対策により、練習内容が制限されてなかなか満足した稽古ができないが、最近いろいろな気づきがあるようになったと思う。

稽古において、礼に始まり、礼に終わる時、道場正面にある開祖の写真を見ていると、開祖がいろいろな「気づき」を与えてくれる。

初段までは、力で相手を動かし、うまくいかない状況だった。初段取得後は、相手と通じていることを大切に意識し、反発しないよう丸く柔らかい動きに意識して稽古に臨んでいる。そんな時、一瞬、ふっと気づきが出るようになった。開祖の写真を見ていると、それは開祖が気づかせてくれたのではないかと思った。

また、家に帰って合気道の動画を検索すると、自分が知りたいことがたまたま見られるようになった。このことも開祖が情報を与えてくれたように感じた。 

「気」と言う言葉に関して思えば、気が上がっていたので、失敗したとよく言う。気は上げるものでなく、下げる(丹田のところ)ことを意識することが重要と感じる。

「気合」と言う言葉もあるが、この意味について調べると、気合とは、精神を集中させてことにあたるときの気持ちの勢い、または、その時の掛け声、呼吸とある。

では、「合気」とは何かと考え時、私としては、気を合わせる、呼吸を合わせることではないかと思う。反発しない動きで、脱力し、自然体で相手に接し、争わない、ぶつからない、和合の精神で、攻撃性を持たず、相手と取り組み、心の気の強さの鍛錬も考えたい。

今の時代、人さまざま、これからは、人を良く知るためにもよく観察(人間モニタリング)し、合気道の、愛、和合を持って接することで、自分を強くし、人間形成していきたい。

今後の練習においては、相手と一体になり、それぞれの個性を尊重し、反発しない動きを目指して、練習に取り組みたいと思う。

稽古に関しては、年齢、体格、性格など、相手に合った練習ができるように工夫し、合気道を広めていきたい。

 

現在の自分の動きは、まだまだと、感じている。もっと脱力し、柔らかく、円のまるい動きを目指し相手と一体化、しなやかな合気道を目指し、さらに努力精進したいと思う。

 

 

 

 

 

 

合気道との出会いと精進

 

 

                  二 段    会員 M・H(50歳)

 

 

 初段を允可頂いてから一年以上が経過しました。允可状を頂いた時に「柔らかい合気道を目指したい」と宣言し、それを求めて稽古して来ましたが、その道程は半ばどころか未だ入り口を少し超えた辺りです。

 受けが変われば技の掛かり方も変わり、やればやる程に難しさを感じ、どうすれば必要最小限の力で技を掛けられるか、を自問しながら稽古をしています。

 幸いにも久保道場長や宮崎の先輩方にヒントやご指導を賜りながら少しずつですが理想に向けて歩んでいると感じています。

 合気道は相手とぶつからない武道と教わり、相手と共にある武道と何かで読み、そこから如何に受けと一体となって、受けをスムーズに導くかを専らの課題としています。

 当然ながら相手は自分とは違う他人であり、相手も自分の技に対し掛けられまい、倒されまいと抗うので、そう簡単に上手く行かず、思わず相手を力技で抑えたり、ぶん回したりしてしまいます。

 また、相手とぶつからないという考え方は、合気道という武道の中だけでなく、実社会にも活かされるのではないかとも考えています。以前、合宿で先輩稽古生が相手とぶつからない事を転換と表現していました。実社会においても考え方や振る舞いの違いでイラっとする場面が多々あります。

 そんな時、合気道の相手とぶつからないという動きを習得することで、それが精神面として自分に活かされるのではないか、些細な事で怒らない自分になれるのではないか、そう考えています。

 『相手と共にあること』合気道の合気たるものがそこにあるのではないかと思います。

 自分の目指す柔らかさと言うのは、相手の攻撃(エネルギー)を吸収して、ゆっくりと自分のペースで相手を導いて、わかっているがつい技をかけられてしまう、そんな合気道が出来るのならば是非そこを目指してみたいと思います。

 

 

 

 

 

 

           合気道の神髄を自覚

 

 

                          三 段 会員 М・H(53歳)

 

 

合気道の門を叩いて七年が経つ。弐段の允可を頂いたが三年前。合気道以外に他の武道を経験したことがないので、他武道と比較して云々と言うことは出来ないが、合気道には武術としての道と、精神修養的な道の両方の道があるように思う。

まず武術としての道は、他の武道と同様、技術的な体の動きである。言い換えれば、手捌きであったり、足捌きであったり、体捌きであったりする。また、合気道の特徴の一つに力に頼らないというのがあるが、先ほどの各種捌きに加え、入身と転換を行い、相手をいなして技を掛けていく。相手をいなすことで、自分が相手に対し有利な立場に立ち、更に相手と気を合わせることで、相手の力をうまく利用して相手を制す。  

もう一つの大事な動きが円の動きである。双方の動きが直線的ならば、力と力のぶつかり合いが生じるが、相手の直線的な動きに対し、こちらが円の動きをすれば、相手とぶつかることなく、相手をいなすことが出来る。

そして、円の動きをする際に注意することは、自分と相手との位置関係に気を配ることである。自分中心で動けば、相手を力で動かすことになり、相手を中心に動けば、自分が相手に捌かれる。相手と気を結んだところを中心に動かなければならない。

次に精神修養的な道は、合気道を語る中でよく耳にする、相手と争わない、という言葉の意味するところである。争いは双方に禍根を残すし、出来ることなら争いは避けた方が良い。武道なのに争わないとは不思議なものだと、入門時は思っていたが、稽古を続けていく内に、相手と争うのではなく、相手を受け入れる気持ちを持つ事が大事なのだと思えるようになった。このように、武術面だけでなく、精神面でも鍛えられるところが、合気道の面白いところである。

少し合気道から離れるが、続けることについて述べてみたい。当道場は月の第三週を除いて、週三回稽古日がある。健康のため、体力維持のために始めた合気道だが、道半ばで稽古に来なくなった道場生を思うときに、続けることの大変さを痛感する。明確な理由で道場を去っていった稽古生がいる反面、何かしらの理由で途中から道場への足が遠退いてしまった稽古生もいる。

自分はなぜ、ここまで続けて来られたのだろうか。理由の一つに体を動かすことが好きなのだと思う。体を動かすだけなら、サッカーやテニス、ジムでトレーニングという選択肢もあるだろうが、合気道の力ではなく、まだ言葉では上手く説明できないが、相手と気を結んだその先に投げられる不思議な感覚に取り憑かれたのだと思う。

相手が変われば技の掛かり方も変わり、同じ技、同じ相手でも自分と相手との位置関係や気の結び、自分の力加減によって、技が全く掛からなかったりする。本当に不思議な武道である。合気道の門を叩いて七年が経つがまだまだ道半ば。更に精進してもっと合気道を楽しめるようになりたいと願う。

 

 

 

 

 

合気道三段への思い

 

            三 段  会 員   N.Y(62歳)

 

 

平成27年4月に合気道を始めて10年、やっと3段審査を受けることにたどり着いた。2段合格後は、開祖の合気道語録や、合気道達人の動画を研究し、学び、稽古に取り入れてきました。そのなかで思ったのは、「崩し」と「呼吸力」。その元となるのは、姿勢の大切さだと感じた。

 人は二本足で地球上にバランスを取って立っている。崩しにより、バランスを悪くし、相手の力(筋力)を弱くし分散する。呼吸力については、相手との動きの一体感のなかで、スムースに行うことが重要と思う。呼吸力といっても、なかなか実践するのは難しい。これからの課題といえる。

 今、物騒な世の中、人もさまざま、争いが絶えない。憎しみは争いを生み、争いはさらに争いを産む…この負の連鎖を断たなければならない。自分の合気道の精神として、争わない力で、相手を痛めつけず、筋肉の力でなく、気の力で相手を動かし、和合の気持ちを向上させていきたい。

 今後稽古では、礼に始まり、礼に終わる作法を大切に、精進していきたい。 

 今までは、力で相手を動かそうとすると、力がぶつかり、力比べとなる。力比べでは力の強いほうが勝つ。これからは、相手と通じていることを大切に意識し、反発しないように丸く柔らかい動きに努め、力まず、落ち着いた呼吸で取り組みたい。

 合気とはなにかを再度深く研究したいと思う。攻撃性を持たず、相手と取り組み、心の気の強さの鍛錬も行いたい。

 今後の練習においては、少年部においては、力まず楽しく稽古できるようにし、相手を痛めつけないように気をつけて稽古させたい。一般部では、実践を考慮したうえで、それぞれの個性を尊重し、柔らかい動きを目指して、練習に取り組みたいと思う。

 また、相手に関しては、年齢、体格、性格など、相手に合った練習ができるように工夫し、相手と一体となり、しなやかな合気道を目指し、研鑽努力し精進したいと思う。

 

 

 

 

合気道における入身の重要性について

 

 

                   四 段  会 員   M・H(55歳)

 

 

 合気道に限らず、格闘技性の強い武道及びスポーツにおいても、入身は重要だと考える。

合気道における入身は、簡単に言えば、取りが受けの間合いにいることだが、これがなかなか簡単ではない。例えば、正面打ちや突きでは何とか入身ができるものの、木剣や杖による攻撃の場合は、恐怖心から逃げるように動いたり、避けるように動いたりしてしまい、このような動きは入身とは言えない。

 

これを解決するには二つの方法が考えられる。一つは受けの攻撃線の延長を意識すること。木剣にせよ、杖にせよ、それぞれの攻撃の及ぶ範囲がある。その範囲を見極め、攻撃線の延長上に我が身を置かなければ安全と言える。

 

 もう一つは、受けの攻撃を誘い、打たせる、突かせるを受けに意識させること。これにより動作の起こりを見極めることができ、攻撃の及ぶ範囲外に入身することができると考える。言い換えれば、入身とは受けの攻撃を躱しつつ、受けの間合いに入ることとも言える。

 

 さて、冒頭で入身は簡単ではないと述べたが、この躱しつつという動きが簡単にはいかないのである。受けが全く動かない状態であれば、取りが技の掛けやすい位置に入身することは容易いが、通常はそのようなことはあり得ない。受けの攻撃に合わせて、その攻撃が及ぶ前に受けの間合いに入身しなければ鳴らないのである。更にこの間合いに入るタイミングが絶妙に難しい。入身を仕掛けるタイミングが早いと、受けに攻撃の軌道を変えられ、かつ、入身動作中は身動きがとりにくいので、結果として受けの攻撃を受けてしまう。反対に入身を仕掛けるタイミングが遅いと、受けの攻撃を防御、もしくは躱す動きに置かれ、入身することすらできない。

 

合気道では、結びや、気結びという言葉が良く使われるが、受けと対峙した際、なんとなくではあるが、「今受けと気が繋がったかな?」と思う時がある.この時に、受けに斬らせる、突かせると思わせ、初動を見極め最適なタイミングで取りから入身ができればよいのではと推察する。

 

さらに、入身後の位置取りが入身が簡単ではないことを感じさせる。入身するタイミングが良くても、その後の受けとの位置関係が良くなければ、技が成立しなくなる。受けとの距離が近くても、離れていても駄目で、最適な位置に入らないといけない。また、木剣や杖などの長物の武器取りとなれば、受けとの間合いが広がり、初動のタイミングが良くても、入身の速度が遅ければ、受けに攻撃の軌道を変えられ、また、また距離が長くなる分、より高い位置取りの制度が求められる。

 

 では、瞬時に受けの間合いに入るににはどうしたらよいのか。

「後脚を蹴らない」とよく指導される。後脚にためを作ってバネのように飛び出す動きでは、どうしても一歩遅れてしまうのである。このほか古武道では「膝の抜き」や「股関節を折る」などの動作で瞬時に動く方法もあるようだが、今後はこれらの動作を研鑽して稽古に取り入れ、入身のスピードを上げるようにしていきたい。

 

以上述べてように、入身という一つの言葉には、「初動のタイミング」「位置取り」「スピード」と少なくとも三つの重要であろうキーワードが含まれている。これらの三つが適切に合わさった時、初めて良い入身ができたと言える。

 また、受けに対して適切な位置に入身することにより、次の転換系の動作へ繋がっていく。よって、入身は合気道の動きのなかで重要なものの一つに数えられる。

 

この論文の執筆に当たり、様々な文献や動画を参考にしたが、入身について様々な動きや説明があり、みなそれぞれとても参考になった。今後の稽古でぜひ活かしていきたい。

  

 

 

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